東北大学 国際集積エレクトロニクス研究開発センター

東北大学

CIESコンソーシアム

国家プロジェクト

内閣府 ImPACTプロジェクト

大野社会実装分科会
スピントロニクス集積回路プロジェクト

  • 遠藤 哲郎 研究代表者
    遠藤 哲郎 教授
  • 大野 英男 大野 英男 教授
  • 羽生 貴弘 羽生 貴弘 教授
  • 池田 正二 池田 正二 教授

 ImPACT佐橋PMプロジェクト「無充電で長期間使用できる究極のエコIT機器の実現:大野社会実装分科会スピントロニクス集積回路の開発」(プロジェクトリーダー:遠藤 哲郎 教授)において、東北大学省エネルギー・スピントロニクス集積化システムセンター(CSIS)は、本センターならびに電気通信研究所と連携して、3Xnm世代以下の2端子、3端子スピントロニクス素子を用いることにより、100μW以下の超低電力で動作可能な高性能マイコンの実現を目指してきました。
 国際集積エレクトロニクス研究開発センターでは、高性能・省エネ不揮発性マイコンに向けた集積化技術を担当し、MTJモデルと自動設計ツールを開発するとともに、スピントロニクス素子とCMOSデバイスの集積化プロセス技術を開発してきました。
 これらの技術を用いMTJベース不揮発性マイコンチップの試作を行い、世界に先駆けて200MHzにおいて50μW以下での動作を実証しました。これは、これまでのシリコンテクノロジーが抱えていた演算性能と低消費電力のトレードオフを2桁以上のインパクトで解決したもので、ICT社会基盤の変革をもたらすエナジーハーベスティングで駆動するスピントロニクス集積回路の応用展開に道筋を与え、Society5.0を実現するための基盤技術として期待されます。

本プロジェクトの目指す世界

本プロジェクトの目指す世界

本プロジェクトの目標と実績

本プロジェクトの目標と実績